Blog - 謎の4,000万円。。
大和ハウスレジデンシャルがカスタリア荒川とカスタリア大森IIを取得しました。カスタリア荒川は、半年ほど前に取得予定だった物件ですが、なぜか取得をキャンセルした経緯があります。売契締結後のキャンセル理由として考えられるのは、資金調達など買主側の事情がほとんどではないかと思います。ただこの物件については、「取得することが困難と考える事由が発見され」てのキャンセルで、どちらかというと、売主側に問題があったと思われるので、どうしたんだろうと不思議に思っていました。
今回、リリースではERに特段の指摘事項はなく、稼働率は前回の92.9%から95.2%に上昇しています。鑑定を見ても18億から18.3億になっているので、少なくとも物件バリューは前回より下落していないように思います。にもかかわらず、価格を見ると、前回の取得予定価格が17億だったのに対し、今回は16.6億と4千万円減額されています。買主にとっては、半年前に無駄にした経費もあるとは思いますが、4千万まではかからないと思いますので、何らかの原因があるのでしょうが、リリースからはそれを推し量ることができません。
そんな中で気になったのは、仲介手数料も前回の4,250万から2,300万に減額されていることです。「取得することが困難と考える事由」を補填するために、売買価格を減額するのはよくわかりますが、仲介手数料まで減額されるというのは、何か仲介業者として責任を問われるような見落としでもあったのでしょうか。ますますこの「事由」が気になるところです。

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参照元
- http://www.valras-plage.net/antlerx-review/2016-11-29 1:39
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